立地条件は不動産の命

賃貸住宅でも分譲マンションでも戸建住宅であっても、不動産では「立地」ほど大切なものはありません。建物は解体して新しいものに建て替えることも可能です。しかし、立地ばかりは動かしようがありません。ですから、家を購入する場合でも、賃貸住宅を借りる場合であっても、立地は重視するべきなのです。賃貸住宅の場合には、購入するのに比べて立地を軽視しがちです。しかし、長く住みたいのであれば、良い環境を選んだほうが、安心して暮らすことが出来ます。特に大切なのが、防犯上安全な場所かどうかを確認することです。空き巣やひったくりなどの犯罪が多発しているような場所は、極力避けたほうがよいでしょう。他にも注意するべき点があります。

外部環境の注意点とは

防犯以外にも、近くに川が流れているような物件は注意が必要です。その川が過去に氾濫を起したことのある場合、再び起きる可能性があるからです。その川が氾濫の経験がなくても、夏場の暑い時期になると川が悪臭を発することもあります。そのような情報はその近所に住んでいる人に聞けばすぐにわかることです。もしも住みたい賃貸住宅が見つかったら、必ず現地訪問をして近所の人にその近辺の防犯や環境について、聞いてみるとよいでしょう。意外と丁寧に教えてくれるものです。現地へ行くと聞いていた情報だけではわからなかったような発見をすることがあります。良い発見であればよいのですが、中には悪い発見もあるので現地へ赴くことは大切な行為です。