内装設備の使いやすさ

賃貸は数万円程度の安い所から10万円を超える物件まで、様々な選択肢が用意されています。生活の出費を最小限に抑えるため、家賃の安さを重視する場合に気を付けなくてはいけないのが設備の使いやすさです。家賃を安めに設定している物件は、生活スペースが狭い、必要な設備が足りていないなど、通常より条件が悪いケースも少なくありません。自炊をメインに考えている人は、広さも含めてキッチンの使い勝手の良し悪しが重要です。家賃の安い賃貸に多いトイレと浴槽が同じ空間にあるユニットバスは、入浴中は他の人がトイレを使えないなど、来客時に不便を感じることもあります。内覧時に全ての設備の使いやすさを確かめておかなくてはいけません。

最寄駅からの徒歩での距離

地域ごとに細かく条件は異なりますが、一般的に賃貸物件の家賃は最寄り駅からの所要時間で決まることが多いと言われています。家賃が相場よりも安く設定されている物件は、必然的に駅までの距離が遠くなりやすいので注意が必要です。日常生活の移動にマイカーを利用する人は問題ありませんが、電車がメインの人は徒歩での時間が掛かるほど負担になります。現地確認の内覧をした時に、室内のチェックだけで済ませてしまう人も少なくありません。実際に駅まで歩いて時間を計っておく必要があります。物件の家賃はあくまで駅が基準なので、バス停の有無は影響しません。最寄り駅まで遠くても、近くにバス停があれば、安い家賃で快適な移動を実現できます。